カラバオの会では、主に以下の活動をおこなっています。

労働・生活相談

労働・生活相談では、外国人が日本で直面するさまざまな問題の相談を受け、いっしょに解決していきます。

彼らが抱えている問題は、解雇、賃金未払い、労働災害など仕事上の問題や、国際結婚、入国管理局への対応、交通事故など生活上の問題とさまざまです。

相談は、必要な場合は通訳を交えて、原則として毎週日曜日午後2時から5時まで事務所で行い、その後は相談ごとに情報収集や行政諸機関・病院への付き添い、電話または現地で交渉を行うなどの活動を進めていきます。

日本語講座

毎週土曜日19時から21時まで事務所で日本語講座をおこなっています。さまざまな国の人が集まって、レベルごとに小人数のグループに分かれて楽しく学習しています。

「教えた経験はないんだけれど…」
「外国語は話せないんだけど」

という方でも大丈夫!まずは、字を教えたり授業担当者のサポートをしたりと、初めての方でもできることはたくさんあります。授業の担当はそれぞれのスケジュールに合わせてローテーションでおこないます。

ニュースレター

カラバオの会の会員向け機関誌「Kalabaw」を隔月で発行しています。

外国人をとりまく時事的な問題、労働相談の事例をはじめとする会の活動状況報告、その他移住(外国人)労働者に関することを自由な視点から記事として載せています。随時編集会議を行い、それにもとづき担当者へ原稿を依頼し、編集・印刷作業などをおこなっています。

行政交渉

移住(外国人)労働者が抱えるさまざまな問題の根本的な解決のために、行政に働きかけていく必要があります。

神奈川県内で同様の問題に取り組む他団体とのネットワークを生かし、共同で、労働基準局、入国管理局、教育委員会や各省庁などの行政諸機関へ労働環境や法的地位をめぐる問題について申し入れと交渉をおこなっています。

国際理解を深めるための活動

多くの方に日本に住む外国人のことや会の活動を知ってもらうため、さまざまなイベントを行っています。

市民団体が集まって開かれるフェアへの参加、毎年いろんな国の人たちが参加する1〜2泊の交流ツアー、各国の食文化を紹介して楽しむお料理教室など。移住(外国人)労働者についてのセミナーをおこなったり、講演会に講師を派遣することもあります。

他団体とのネットワーク

■ 移住労働者と連帯する全国ネットワーク
全国各地で移住(外国人)労働者の人権問題に取り組んでいる100近いNGOや労働組合のネットワークに参加し、情報交流、国会ロビー活動、省庁交渉など、国の政策への働きかけを強めています。

■(社)神奈川人権センター
神奈川県内30余りの人権NGO・労働組合のネットワークに参加し、部落・在日・女性など、他の人権領域の運動と交流・協力しながら、差別をなくす取り組みをすすめています。

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